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2009年1月17日 (土)

或るサラリーマンのSAKABAKA化の軌跡 実録風005

250kmを超えると?
今でも同じ様に感じるのだが走行250kmを超えると体の状態
が変わる。私だけの現象かは皆目解らないのだが、250kmを
超えたあたりから、思いの他ペダルが回る感じがして来るのだ。
それは、丁度荒川を渡った頃からだったろうと思う。
既に290kmの距離を走って来た。実に走行時間だけで20時間
に近付いている。ゴールまで後20km。
巡航25kmでママチャリは目黒を目指して爆走している、疲れは
限界を遥かに超えているのは間違いないのだが、ただひたすら
ゴールへと脳が指令を勝手に出している様な感じだ。
この限界領域のオーバーヒートははっきり記憶に無いが多分、約
5~6km程度続いたのではないだろうか?
徐々に減速・・・・・・後 動けない!?
ハイアドレナリン状態は、ある種の脳内麻薬でラリッている状態だ
ったのだろう。それが切れると体は完全に停止してしまう。
新大橋通りの築地本願寺前でいよいよペダルが回らなくなって道
路に横になって休んだ。そのままで居ると、眠り込んでしまいそうで
怖かったが、自動販売機の冷たいコーラが頭から冷水を浴びせて
呉れた。糖分も摂取できて再び動き出す体!
もの
凄く重い暫くとぼとぼ歩きながら、タイミングを計ってチャリ
に跨った。それから五反田の中原街道のいつも走る他愛ない坂を
越えるまでの記憶が定かでない。何処をどう走って辿り着いたのだ
ろうか?と時々回顧する。
兎に角、私は自宅の扉を、財布から鍵を出して開けたのだった。

最早、ゴールの喜びもなく亡霊の様にその場に倒れこんで、それが
初めての314km初めての20時間
に及ぶママチャリ走行のゴールの瞬間だったのである。
こうして、戦いは勝利か敗北か定かでは無いが兎に角、総消費時間
25時間、総走行時間20時間と言う記録と共に終焉を向え、自身の
チャリの歴史をひとつ創る事ができたのだった。

それから3日間は体が使い物にならず会社を休んだのでした。
リハビリで大垂水?
今でも続いている週末アタック、週末ロングライドはこの頃からの慣
わしになりました。300をやったその週末に、大垂水峠の初登攀を
試みたのだから、今こうして過去の走行記録を読みふけると、無謀
と言う字が付きまとう。
確か300のリハビリと称して多摩CRを何処までも・・・・・!!
ずっと走れば、大好きな高尾山に着くだろうなんて呑気なリハビリ走行
で、3時間以上も掛けて高尾山口に辿り着き、暫し休んで初めての大
垂水峠やらを登ってやろうと・・・・・舐めたマネをするんです。

いつ終わるんだろう?この限りない激坂は?
ミヤタシティーサイクル内装3段のMAX-LOWでこれでもか?とば
かりの坂の波をヒイヒイ言いながら歩む!!何度も何度もターンを繰り
返しても終わりの無い坂の波を太股がプルプルするまで漕ぎ続けた。
その原点は314kmを良くも悪くも走ったと言うプライドか奢りか?
ひとつの原点が次の原点を生んだ!
そして、やはりゴールは突然遣って来る!!
金網壁を越えると大垂水峠の頂上標識が視界に飛び込んできて、あっ
さりとゴール・・・・・・・初夏の爆汗が運河の様に額を迸る。
ゴールから暫し休んで、相模湖へ向う。

大垂水を下る運命の風!
とんだリハビリランになったもんだと大垂水を越える時に思った。
それが、舌の根も乾かぬ内に、2つ目の歴史を刻む事になるなんて
思っても見なかった。
風が!運河の様な汗を飛ばして行く!
体が宙を舞って行く!
緩いスラロープを滑空する!
平地走行では、決して味わえない
「飛ぶ」事の意味を体に刻む!
坂の苦労の分だけ飛べる、飛ぶ事は解放する事。何から解放されて
飛ぶのかなんてどうでも良い・・・・・兎に角 風に成って滑空するその
開放感が全身を包み、この感覚が細胞の隅々に行き渡る。
そうして、平地から坂へと舵をとる事になって行く。

やがて?




疲れたから
明日に続く

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